白堊歌会の部屋
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「白堊歌会RURU」2023(令和5年)10月作品
1:
白堊歌会RURU
:
2024/07/26 (Fri) 13:44:39
host:*.vectant.ne.jp
敷居置き
番台で私
見張ります!
部長笑わす
セキュリティ監査
村谷 尚
高原に
吹く風軽く
感じつつ
わがこだはりの
ほぐされてくる
吉田美雅子
夢から覚めても
夢破れても
夢
ふたたびと
歌を書く
田川宏朗
さっき飲んだばかりなのに
「薬を2日分飲んでしまった。どうしよう…」
祭日の土曜日に
「病院に行ったら休診だったよ。どうして?」
お決まりの娘への迷惑LINE
老親と同居してくれた弟のお嫁さんの大変さを今更ながらに思う
ろろちち
久し振りに旧友と
会えた喜びかみしめる
あっという間に別れのとき
多くの人と長い握手
心に刻む 最後の同期会
伊奈 裕
ナイヤガラ
東北の葡萄
香気高けれども
甘味強からず
野菜のようなるを愛す
はま栗
幼いころ 通った
敷島パン屋も
岡田だんご屋も ない
下駄はいて 手ぬぐい下げた
女子応援団員が闊歩する 上田の町
瀧津泉
いい試合を
見せてもらった
感謝したいと解説者
猛暑の甲子園の
球児たちのさやか
青山すみれ
流れるうろこ雲越しに
見上げた
中秋の名月
虚空を独り行く
月の健気に胸打たれる
山田武秋
はったぎの
飛び交う
黄金の稲穂原
をちかたを偲び
爽籟(そうらい)に佇む
だいてんち
〇次回の締め切りは11月30日です。
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